喉頭がんの種類と分類

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2017.1.1

喉頭がんのしくみ喉頭がんは、がんができた部位によって、声門上がん・声門がん・声門下がんに分類されます。

簡単にいうと、がんが声帯の上の方にできると声門上がん。声帯にできると声門がん。声帯の下の方にできると声門下がんとなります。

がんが喉頭内のどこにできるかによって、それぞれ症状が異なります。

声門上がんの特徴

喉頭蓋(こうとうがい)と呼ばれる食物を飲み込むときに器官に蓋をする器官の辺りにがんができると、声門上がんと診断されます。

声門上がんは声門の上の方にがんができるため、声のかすれや声枯れなどの症状は現れにくいのですが、のどの異常を感じやすく、喉の違和感・異物感・喉の痛み・かゆみ・血痰などの症状が現れることがあります。

首のリンパ節(頸部リンパ節)に転移をした場合は、首を指で触った時にしこりを感じることもあります。

声門上がんは、喉頭がん全体の約30~35%を占めます。

声門がんの特徴

声帯にがんができると声門がんと診断されます。

声帯は発声をする重要な器官ですが、がんが声帯にできることで正常な振動をすることができなくなり、初期の段階から声のかすれ・声枯れといった症状が現れます。

声門がんは、喉頭がん全体の約60~65%を占めます。

声門下がんの特徴

声帯の下や気管の上部にがんができると、声門下がんと診断されます。

声門下がんは、喉の奥の方に位置するため、初期症状が現れにくいという特徴があります。

しかし空気の通り道である気管に近い部分であるため、がんの腫瘍が大きくなると呼吸が苦しくなるといった症状が現れます。

声門下がんは、喉頭がん全体の約1~2%とごく少数です。

いずれの喉頭がんも、声のかすれ・声枯れといった声の異常は、患者の半数以上にみられます。

また、がんが初期の段階で症状がでるケースが多いので、早く発見でき完治するケースも多くあります。

しかし中には症状が全くない場合もあり、進行すると、がんが周囲の組織を浸潤することにより、食物を飲み込むときの痛み・飲み込みにくい・口臭・血痰・呼吸困難などの症状が現れます。

最も多い声門がんの特徴を詳しく!

喉

声門がん患者は、喉頭がん患者全体の約60~65%を占めます。

声門がんは声帯にできるがんで、声帯の上にできると声門上がん、下にできると声門下がんと呼ばれます。

声門がんの初期症状は嗄声という、いわゆる声がれが起こります。この声がれは、雑音が入ったようなザラザラとした声になります。声門がんは初期症状がわかりやすく、またリンパ節転移も少ないので、早期に発見し治療することができます。

早期がんであれば1日1回の放射線療法を行うだけで済むので、通院で治療を受けることができますし、治療後の声の質も治療前とほぼ変わりません。

がんの病巣をレーザーで完全に切除することもできますが、この場合は放射線療法と比較すると声の質が少し劣ります。声門がんは、声がれというわかりやすい初期症状がありますので、2週間以上声に異常がある場合は、専門医を受診するようにしましょう。

声門がんは喉頭がんのなかでも治りやすい部位であると言われており、早期に発見すれば治療5年後の生存率は90%を超えます。

声門がん以外でも、進行がんを含む全ての喉頭がんの生存率は、5年後で平均約70%とかなり高くなっています。喉頭がんの原因であると言われる喫煙や飲酒、刺激の強い飲食物を好む人は、定期的に耳鼻咽喉科で検査を受け、早期発見に努めましょう。

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