上顎洞がんとは・上顎洞がんの基礎知識

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  • 慢性的な蓄膿症は、上顎洞がんの発生原因の1つ
  • 早期に発見できれば十分に治療が可能ながん
  • 男性の方が女性より2倍かかりやすい
  • 日本での患者数は約1000名で稀ながん

上顎洞がん上顎洞(じょうがくどう)というのは、鼻の横から奥に広がっている大きな空洞のことをいいます。

正面から見ると、鼻の横、目の下あたりにある空洞のことを指します。

この空洞にできる病気で有名なのが蓄膿症(ちくのうしょう)です。蓄膿症はこの上顎洞内が炎症を起こし膿が貯まる病気ですが、ここにがんが発生すると、上顎洞がんと診断されます。

ちなみに、慢性的な蓄膿症は、上顎洞がんの発生原因の1つとされています。

上顎洞がんは、初期の段階では他のがんと同様無症状ですが、腫瘍が大きくなってくると、鼻づまり・血や膿が混じった悪臭を放つ鼻汁・顔面の腫れ・歯の痛み・眼球が飛び出してくるなどの症状がみられます。

上顎洞がんは進行がゆるやかで悪性度が低く、転移の可能性もほとんどないとされていますので、早期に発見できれば十分に治療が可能ながんです。

しかし初期の症状がほとんどなく、蓄膿症など他の病気だと自己判断してしまい、病院を受診するケースが少ないため、発見された時には既にかなり進行しているケースが多いです。

上顎洞がんは50歳以上で多く発生し、男性の方が女性より2倍かかりやすいとされています。日本での患者数は約1000名と稀ながんです。

上顎洞がんは見分けが難しい

鼻

上顎洞がんは、鼻腔に隣接した骨内に作られた空洞である副鼻腔にできるがんです。

副鼻腔には前頭洞、篩骨洞、上顎洞、蝶形胴の4つの空洞があり、その中で発生するがんでは、上顎洞が最も頻度が高くなっています。

しかし、発症数はごく稀で、他の組織への転移もほとんどないと言われています。

慢性的な副鼻腔炎(蓄膿症)が数十年もの長期間罹ると、洞内部の組織ががん化すると考えられており、50歳を超えると発生しやすくなると言われています。

初期症状がほとんどないため早期の発見が難しく、発見された時点で既にかなり進行していることが多いです。

また、症状がでても鼻汁や鼻詰まり、涙目などなため、花粉症やただの鼻炎だと思われ放置してしまい、結果として悪化してしまう危険性があります。

そのまま放置してがんが進行すると上顎に疼痛みがでたり、歯肉が腫れる、眼球が突出してくるなど様々な症状がでてきます。

花粉症や鼻炎は両方の鼻腔が詰まりますが、上顎洞がんの場合はどちらか片方だけが詰まりますので、通常とは違う違和感を鼻に感じたら、早めに医師を受診するようにしましょう。

最近では、抗生物質などの開発が進み、慢性副鼻腔炎の段階で治療することが可能になったため、副鼻腔炎の段階で治療を開始できれば、がん発生の危険性は大幅に軽減することができます。

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