支持療法(QOL:生活の質)

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2017.1.1

支持療法支持療法というのは、がんの直接的な治療というより、がんになった患者の精神的・肉体的なケアのことをいいます。

がんの治療ではQOLという言葉を用いることがありますが、「quality of life」の略で、生活の質という意味です。

支持療法では、QOL=生活の質を維持・改善するためのケアを行います。具体的には下記のようなものです。

  • 治療による副作用(苦痛)を緩和させる
  • がんによる痛みや症状を緩和させる
  • 精神的な心のケア
  • 終末期医療・ターミナルケア

支持療法では患者に上記のような、非常に幅広いケアを行います。具体的な支持療法をあげていきたいと思います。

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がん治療による副作用に対するケア

吐き気

がんの治療(特に抗がん剤)には副作用がでることがあります。

副作用の種類や頻度によって対処法は異なりますが、嘔吐する場合は制吐剤(吐き気止め)を処方したり、貧血や血小板減少には輸血療法を行ったりします。

副作用の出方は人によって個人差があるため、薬を使用するケースもあれば、リラクゼーション法などを取り入れ症状を緩和させるケースもあります。

がんによる痛みや症状に対するケア

がんによる痛みや症状に対しては、がんの治療の他に点滴や栄養補給を行います。痛みが強い場合は、鎮痛剤や鎮静剤などを処方することもあります。痛みや苦痛は我慢せずに、すぐに医師や看護士に伝えることが大切です。

患者の精神・心のケア

患者の中にはがんになったことや治療のストレスから、精神的にまいってしまい、うつ病や睡眠障害、不安障害などを生じる方がいらっしゃいます。

患者自身が精神的に健康である方が治療効果が高いこともわかっていますので、症状により抗うつ剤や安定剤を処方することがあります。また、カウンセラーによる相談窓口もあります。

がんの終末期医療・ターミナルケア

終末期はどこで過ごしたいか

がんという病気は日本で最も死亡数が多い病気ですので、やれる治療はすべて行ったとしても亡くなってしまう方がいらっしゃいます。

そのような患者に行うのが、終末期医療・ターミナルケアと呼ばれるものです。

この時期を大切にして治療を続けるのかやめるのか、病院に残るのか自宅に帰るのかなど、残された人生を満足して生きるために、患者の方針を尊重した治療が施されます。

終末期には患者の肉体的苦痛が大きく、末期がんの場合は一般的にモルヒネという強い痛み止めを処方し、全身の痛みを緩和させます。

また意識がなくなったときの心肺蘇生や人工呼吸器の使用についても、事前に決めて医師や家族に患者の希望を伝えておくことも大切です。

参考文献

  1. 国立がん研究センター がん情報サービス | 緩和ケアについて理解する
  2. 日本緩和医療学会 緩和ケア.net 緩和ケアとは
  3. ホスピス財団 ホスピス・緩和ケアとはなんですか
  4. がんを学ぶ
  5. その他

がんとわかる前にがん保険を検討しよう!

がん保険はがんになってからでは加入できません。またがん保険は医療保険と違い、持病や既往歴があっても問題ないケースが多いのが特徴です。

がんになった際の治療費が心配な方は、がんになる前に一度資料請求をして検討してみるとよいでしょう。

FPが選ぶおすすめがん保険人気ランキングの上位2社をご紹介しておきます。

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