乳がん検診の発見率

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2017.1.1

マンモグラフィ

乳がん検診(マンモグラフィ検査)による乳がんの発見率は、およそ70~80パーセントといわれています。

特に若い女性の場合、マンモグラフィ検査だけでは乳がんを見逃してしまう可能性が高いため、超音波検査と併用することが大切です。

乳がん検診の流れ

乳がん検診の発見率

乳房のしくみ

乳がん検診ではおもにマンモグラフィ検査が行われますが、乳がんの発見率はおよそ70~80パーセントとされています。

特にまだ若くて乳腺が発達している女性や、胸の脂肪が少ない女性は、マンモグラフィだけでは病変を発見しにくいことが分かっています。

マンモグラフィではしこりも乳腺も同じように白っぽく映るため、画像が確認しにくいからです。

ですからより精度を高めるために、若い女性に対しては多くの医療機関が超音波検査を併用します。これによって発見率は80~90パーセントに上がり、しこりを見逃さないで済む可能性が高くなるのです。

また実際に検診で乳がんを診断される女性の割合は、医療機関によって多少の差はあるものの、およそ0.32パーセントが全国平均となっています。つまり1000人中3人ほどが診断を受ける計算です。

ただし検診では、乳がんがあっても発見できないケースが存在します。これはすべてのがん検診にいえることですが、「100パーセント確実に早期発見」することは非常に難しいのが現状です。

もちろん検査機器の精度は年々向上していますし、何も検査を受けないよりは定期的に受けたほうが発見率は確実に上がります。

しかし100パーセントではありませんので、乳がんの場合は日ごろから自分でしこりのセルフチェックをすることも非常に重要です。

実は乳がんではなかった!-「偽陽性」の問題

乳がん検診では、「偽陽性」のリスクが注目されています。実際は乳がんではないのに、検査でその可能性が疑われてしまうことです。

実際、マンモグラフィ検査などで陽性と診断された人でも、精密検査(生検)を受けたら乳がんではなかった、というケースは多数報告されています。

しかし生検は乳房に針を刺して組織の一部を採取する検査ですので、身体的な苦痛が大きいものです。それが結局は陰性だった場合、「一体何だったのか」と思ってしまう人がいるのも仕方ないかもしれません。

このように検査によって逆に不利益をこうむってしまう事例は確かにあるため、一部からは乳がん検診の有効性について疑問視する声も上がっています。

しかし精密検査の結果、実際に乳がんと診断される人がいることもまた事実ですので、やはり検診を受けたほうがいいことには変わりありません。

特にリスクの上がる40歳以上の女性は、ぜひ2年に1度は検診を受け、早期発見に努めるようにしましょう。

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