「遺伝子」「染色体」「DNA」「ゲノム」の違い

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2017.1.1

DNA

遺伝子検査が身近になった今、遺伝子にまつわる様々な用語を耳にする機会も増えました。

遺伝子、染色体、DNA、ゲノム…これらはいずれも遺伝に関わるものですが、その意味するところはそれぞれ異なっています。

しかし実際に詳しくその違いをご存知の方は少ないと思います。

「染色体」は「DNA」の入れ物!

私たちの体を構成するすべての細胞には、「核(細胞核)」があり、その中に個体の情報が詰まっています。その情報を記録しているメモリのようなものが「DNA」です。日本語では「デオキシリボ核酸」と呼ばれます。

DNAは、アデニン(A)・グアニン(G)・シトシン(C)・チミン(T)という4つの塩基が長い長い鎖のようにつながって出来ています。その配列のわずかな違いによって、私たちの個体差が生まれているのです。

このようにDNAは長い物質のため、そのままの形では細胞核の中にうまく収まりません。そこでDNAの入れ物の役割を果たしているのが「染色体」です。

細胞の中を観察する時、染色液をかけるとよく染まることから、この名前が付けられました。染色体は2本1セットで、ヒトの細胞核には23組(46本)入っています。

染色体は糸のように見えますが、それをほどいてみると、細い糸が何かに巻きつくように折りたたまれている様子が確認できます。

この細い糸がDNAで、巻きついているものが「ヒストン」と呼ばれるタンパク質です。染色体はこのような形で、長いDNAをうまく収納しているのです。

遺伝情報を表す「遺伝子」と「ゲノム」のちがい

DNAには様々な情報が記録されていますが、その中でも特に遺伝情報について書かれている部分を「遺伝子」といいます。

つまりDNAが個体の情報の記録媒体だとすれば、遺伝子は遺伝に特化して書かれたプログラムのようなものです。たとえば髪の色や目の色、体型などの遺伝的な情報が書かれています。

一方「ゲノム」とは、ある生物が持っている遺伝情報を総称した言葉です。つまりゲノムは物質ではなく、概念を表す用語になります。

私たち人間の遺伝情報は「ヒトゲノム」といいますが、あらゆる動物や植物にもそれぞれ独自のゲノムがあります。たとえば植物のゲノム情報は、解析することで品種改良などに役立てられています。

これら4つの言葉を分かりやすく説明すると、細胞核にある大きな入れ物が「染色体」、その中に入っているメモリが「DNA」、その中でも特に遺伝情報の書かれた部分を「遺伝子」、遺伝子に書かれている内容全体を表した言葉が「ゲノム」ということになります。

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