遺伝子検査は抗がん剤の効果や副作用の予測に有効!

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2017.1.1

遺伝子検査

病院では様々な目的で遺伝子検査が行われていますが、その1つに「薬の感受性」を調べるものがあります。

遺伝子を調べることで、ある薬がその人の体にどれだけ効果があるか、また副作用リスクはどれだけあるのかを予測することができるため、たとえば抗がん剤治療のプランを立てるために役立てられています。

薬の効き目や副作用リスクは遺伝子レベルで決まっている

副作用

世の中には、お酒(アルコール)に強い人と、そうでない人がいます。これは単にお酒を飲み慣れているかどうかではなく、アルコールを分解する代謝酵素の活性具合によって、先天的に決まっているものです。

薬についても同じで、薬を分解する代謝酵素の活性具合によって、効き目には遺伝的な個人差があります。

たとえば代謝酵素の活性が高い人の場合、薬の分解されるスピードが速いためなかなか血中濃度が上がらず、薬が効きにくい傾向が見られます。

一方、代謝酵素の活性が低い人では、逆に血中濃度が高いまま維持されるため、副作用が出やすくなるのです。

このような事実から、医療の現場では特に副作用の出やすい薬を使う際、あらかじめ遺伝子検査をすることで、副作用リスクを予測する試みが行われています。

遺伝子検査は、抗がん剤治療の選択に役立つ!

抗がん剤

副作用リスクの高い薬としては、抗がん剤が代表的です。たとえば肺がんや大腸がんの治療に用いられる「イリノテカン(商品名カンプトもしくはトポテシン)」という薬は、人によっては重い下痢や骨髄抑制などの副作用が見られます。

このイリノテカンを分解する代謝酵素は、「UGT1A1」という遺伝子から作られるため、この遺伝子を調べれば、酵素がどれだけ活性しているかを確認することが可能です。

その結果、もしもイリノテカンを分解する酵素の活性が低いと判断されれば、通常の投与量では重い副作用が現れる可能性が高いことを考慮し、減量もしくは他の抗がん剤への変更を検討することができます。

このように、遺伝子検査はそれぞれが持つ体質に合わせた医療(オーダーメイド医療)を実現できるため、がん治療の現場で大きく役立てられているのです。

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女性向け遺伝子検査キット

病院で検査を受けるのはもはや時代遅れになりつつあります...。病気になる前に遺伝子検査をして、自分が遺伝的にかかりやすい病気の傾向やリスク、そしてなにより予防に努めましょう!

遺伝子は一生変わらないので、一生の内に一度検査すればOKです。⇒ 遺伝子検査サービス「MYCODE(マイコード)」をやってみた結果!?

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