郵送検診でどのような種類の癌の検査ができる?

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2017.1.1

郵送検診

郵送検診では画像検査を行えないため、血液や尿、便などの検体で調べられるがんを取り扱っています。

日本人に多い胃がん大腸がん肺がんのほか、女性の子宮頸がん(子宮がん)と男性の前立腺がんも調べることが可能です。

いずれも自宅で簡単に検体を採取できますので、検診に行く時間のない人はぜひ活用しましょう!

胃がんの郵送検診

郵送検診では、胃がんそのものではなくリスクを判定するための検査が行われます。1つは「ヘリコバクター・ピロリ菌抗体検査」、もう1つが「ペプシノゲン検査」です。

1.ヘリコバクター・ピロリ菌抗体検査

ピロリ菌

ピロリ菌は、胃がん患者さんの9割に見られるといわれる細菌です。胃に住み着くことで胃壁の粘膜を弱くし、発がん性物質にさらされやすい環境を作ります。

郵送検診では、尿を使ってピロリ菌の抗体を調べます。陽性反応が出た人はすみやかに病院を受診し、精密検査と除菌治療を受けることが大切です。

2.ペプシノゲン検査

胃がんは健康な胃に突然発生するものではなく、前段階としてピロリ菌などによる「萎縮性胃炎」が起こっているケースが大半といわれます。

萎縮性胃炎が進行するにしたがって、血中に「ペプシノゲン」という物質が増えるため、郵送検診ではこの値を測定することで胃炎の有無を調べます。

肺がんの郵送検診

肺門部

肺がんの郵送検診では、痰の中にがん細胞が混じっていないかどうかを調べる「喀痰細胞診」が行われます。

気管支に近い「肺門部」のがんを調べるために有効で、特に喫煙習慣のある人はぜひ受けたい検査です。

大腸がんの郵送検診

便潜血検査

大腸がんの郵送検診は、病院や自治体で行われている検査と同じ「便潜血検査」になります。

採取した便の中に血が混ざっていないかどうかを調べる検査で、肉眼では確認できない微量の血液も検出することが可能です。

2日分の便を採取する「2日法」のほうが、より正確な診断につながります。

子宮頸がんの郵送検診

子宮頸部

子宮頸がんの郵送検診では、産婦人科で受ける検査と同じ「細胞診」が行われます。

子宮の入り口付近の組織を採取し、その中にがん細胞や異形細胞がないかどうかを調べます。キットに付属されている器具を使えば、簡単に組織を採取できます。

前立腺がんの郵送検診

前立腺

近年、日本男性に増え続けている前立腺がんは、血液検査によって高確率で早期発見できるがんです。

付属の器具を使ってごく微量の血液を採取し、それを「PSA」という腫瘍マーカーで調べます。

PSAは前立腺炎などの他の病気によっても数値が上がりますので、陽性が出た人は必ず精密検査を受けて原因を特定しましょう。

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