早期がんと進行がんの違い

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2017.1.1

浸潤

早期がん進行がんの違いは、がんの種類にもよりますが、一般的には「がんがどこまで浸潤しているか」によって決まります。

たとえば胃や大腸などの消化管にできるがんの場合、胃壁や腸壁の粘膜までにがんがとどまっている場合を「早期がん」と呼ぶことが一般的です。

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早期がんと進行がんの違い

早期がんと進行がん

早期がんとは、一般的にがんのステージ(病期)分類における「Ⅰ期」もしくは「Ⅱ期」までを指します。(参考:がんのステージ・病期・進行度

がんの種類によっても異なりますが、多くのがんではⅡ期までに発見・治療開始ができれば、完治できる可能性が高くなります。

たとえば胃がんの場合、がんが胃壁のどこまで浸潤しているかがステージを決めます。胃壁は、内側から「粘膜」「粘膜下層」「筋肉層」、そして外側の「漿膜」という4層で成り立っていますが、このうちもっとも早期といえるのは粘膜にとどまっているがんです。

さらにリンパ節転移の有無も関わってきます。たとえば粘膜~粘膜下層までにとどまっている胃がんで、リンパ節転移が1つも認められなければ、ステージとしてはもっとも早期の「ⅠA」になります。

一方、組織の深くまで進行すればするほど、またリンパ節転移の数が増えれば触れるほどがんのステージは上がります。

たとえば胃がんでは、漿膜を越えて胃の外に飛び出し、他の臓器にまで達している場合には、多くがⅢ期に分類されます。Ⅲ期以降は、進行がんと呼ばれることが一般的です。

さらに血液やリンパに乗ってがんが遠くまで運ばれる「遠隔転移」を起こすと、いずれのがんであってもステージとしてはⅣ期となり、いわゆる「末期がん」になります。

ちなみに、がんには「0期」というごく早期のステージもあります。これは「非浸潤がん」や「上皮内新生物」と呼ばれるもので、ごく浅い層までにとどまっているがんです。

主に子宮頸がん乳がん膀胱がんなどで診断されることが比較的多く、治療も簡単に済みます。

早期がんのうちに発見するためには、検診が大切!

がんを完治するためには、早期がんのうちに発見することが非常に重要です。初期症状のあるがんはごく稀ですので、早期発見するためには定期検診を受ける必要があります。

実際、早期がんの段階で発見できた人の多くが、定期的な検査を受けていたか、もしくは他の病気の治療などで偶然に見つかったケースがほとんどだといわれています。

進行がんになると手術ができない場合もありますし、できたとしても切除範囲が広く、回復にも時間がかかってしまいます。

もちろん術後の再発リスクも上がりますので、ぜひ早期がんのうちに発見できるよう日ごろから検診の意識を高めましょう。(参考:自宅でできるがんの郵送検査

参考文献

  1. 国立がん研究センター がん情報サービス 各種がん解説ページ
  2. 埼玉医科大学総合医療センター 早期がん・進行がん
  3. その他

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