マイトマイシンC(マイトマイシン)の効果・効能・副作用など

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2017.1.1

【 基本情報 】
一般名 商品名 欧文略語
マイトマイシンC マイトマイシン MIT, MMC
薬の効果・効能 DNAの合成阻害による、白血病や固形がんの治療
代表的な副作用 腎障害・骨髄抑制・溶血性尿毒症症候群・間質性肺炎・子宮頸がんなど
適応されるがんの種類 慢性リンパ性白血病・慢性骨髄性白血病・胃がん・膀胱がんなど

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マイトマイシンCの働きと効果・効能

マイトマイシンCは、「抗がん性抗生物質」に分類される抗がん剤です。協和発酵キリンから「マイトマイシン」という注射薬として販売されており、点滴静注もしくは膀胱内注入などによって投与されます。

マイトマイシンCは、1955年に北里研究所で、細菌培養液の中から発見された物質の1つです。中でもマイトマイシンCは安定性が高く、また強い抗がん作用を示したことから、抗がん剤として使われるようになりました。

マイトマイシンCは、DNAの塩基間を結合させたり(架橋反応)、活性酸素を発生させてDNAに損傷を与えたりすることで、がん細胞の正常な分裂を妨げます。

白血病から固形がんまで幅広い適応を持ちますが、特に近年では肝臓がんに対する「肝動脈化学塞栓術(TACE)」や、膀胱がんに対する「膀胱内注入」として活用されるケースが増えています。肝動脈化学塞栓術では、「エピルビシン」と合わせて投与します。

また肛門がんに対しては、フルオロウラシル(5-FU)との併用療法もよく行われています。

マイトマイシンCの副作用

腎臓

マイトマイシンCの副作用では、「溶血性尿毒症症候群」に注意が必要です。尿毒症の1つで、微小血管性溶血性貧血や急性腎不全につながる恐れがあります。

特にマイトマイシンCを長期的に投与していると腎障害のリスクが高まり、その死亡率は50~100パーセントにもなるとされていますので、慎重な経過観察が必要です。

また投与後3~4週間目くらいに血小板の減少が見られますが、これも投与を繰り返すうちに慢性化することがあります。

他には、投与中のアレルギー反応やショック症状、骨髄抑制などのほか、まれに間質性肺炎が起こることもあります。

また静脈注射で投与する場合は、肝機能や腎機能が低下することがあるため、便や尿の色の変化や、黄疸の兆候などに気をつけます。一方、吐き気や嘔吐などの副作用は比較的少ないとされています。

参考文献

  1. 書籍 がん化学療法の薬-抗がん剤・ホルモン剤・分子標的薬・支持療法薬-はや調べノート2017・2018年版 (プロフェッショナルがんナーシング2017年別冊)
  2. 添付文書
  3. インタビューフォーム
  4. その他

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