プレドニゾロン(プレドニン,プレドニゾロン)の効果・効能・副作用

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2017.1.1

【 基本情報 】
一般名 商品名 欧文略語
プレドニゾロン プレドニン,プレドニゾロンなど PDN, PSL
薬の効果・効能 血液腫瘍の寛解導入療法およびがん緩和治療
代表的な副作用 胃潰瘍・十二指腸潰瘍・高血糖・感染症・膵炎など
適応されるがんの種類 白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫・前立腺がんなど

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プレドニゾロンの働きと効果・効能

プレドニゾロンは、合成副腎皮質ホルモン薬(ステロイド薬)です。「プレドニン(塩野義製薬)」をはじめ、数社から「プレドニゾロン錠」として錠剤が販売されているほか、注射薬も出ています。

プレドニゾロンは、さまざまな炎症性の病気に用いられている、もっとも標準的なステロイド薬の1つです。またリンパ球を破壊する効果があることから、白血病悪性リンパ腫などの血液悪性腫瘍の治療にも広く活用されています。

特に寛解導入療法(初期治療)として、他の抗がん剤と合わせて投与されることが一般的です。

たとえば非ホジキンリンパ腫における「R-CHOP療法(リツキシマブシクロホスファミドドキソルビシンビンクリスチンとの併用)」や、多発性骨髄腫における「MP療法(メルファランとの併用)」などが有名です。また前立腺がんでは、ドセタキセルとの併用療法が行われています。

他にも、プレドニゾロンには強い抗炎症作用や、制吐作用、食欲増進作用などもあることから、がんの緩和治療にも役立てられています。

プレドニゾロンの副作用

腹痛

プレドニゾロンの副作用としては、胃潰瘍や十二指腸潰瘍などが挙げられます。

そのためがん治療として投与する前には、胃カメラで消化性潰瘍の有無をチェックするほか、予防的にプロトンポンプ阻害剤(胃液の分泌を抑制する薬)を服用することもあります。

また高血糖の副作用もあるため、糖尿病の発症や悪化につながる可能性があります。場合によってはインスリンの投与が必要です。他には感染症や膵炎、精神障害、骨粗しょう症などの副作用が報告されています。

また急に服用を中止すると、「ステロイド離脱症候群」と呼ばれるさまざまな症状が出る恐れがありますので、段階を踏んで少しずつ減量していくことが大切です。

またB型肝炎ウイルスのキャリアの場合、ウイルスの増殖によって肝炎を発症する可能性があるため、治療中や治療後は定期的に血液検査などを受ける必要があります。

参考文献

  1. 書籍 がん化学療法の薬-抗がん剤・ホルモン剤・分子標的薬・支持療法薬-はや調べノート2017・2018年版 (プロフェッショナルがんナーシング2017年別冊)
  2. 添付文書
  3. インタビューフォーム
  4. その他

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