がんの基礎知識

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がん

よく耳にする"がん"という病気ですが、そもそもどういった病気なのか?どのような治療をするのか?など、詳しくご存じの方は非常に少ないと思います。

その反面、"がんは死ぬ病気"や"抗がん剤で長い苦しみが続く"など、ほんの一部分のみをとらえた間違ったイメージが先行してしまい、誤解している方が多いのも事実です。

こちらのページでは、がんについての知識が全くない方のために、がんとはそもそもどういった病気なのか、わかりやすく解説しております。

【漫画】願 治(がん おさむ)先生のがん解説!

「がん」と聞けば、テレビドラマや映画などで悲劇のシーンとして扱われることが多く、そのため大変な病気という印象を持たれるかもしれません。

また、がんは高齢になるほど発症しやすい性質があり、さらに日本の高齢化率が上がってきていることから、近年の日本人の死因1位はがんになっています。さらに、がんによる死亡者数が年々上昇しています。

以上のように、がんは我々にとって死に直結しやすく怖いという印象があるかもしれませんが、がんは早期に発見することで完治することも珍しくないのです。

がんという病気は、がん細胞が身体内に発生して増殖していくことで悪化していきますが、実は健康な人の体でもがん細胞が日々発生しています。しかし、身体には免疫機能が備わっているため、がん細胞は発生するたびに駆逐されています。

ところが、何らかの要因によってがん細胞が生き残ることがあり、そのまま増殖して周辺臓器に進行したり血液に乗って遠隔臓器へ移ったりして進行していきます。

ただし、進行するとはいうものの、その大半は10年20年単位という長い年月がかかります。そのため、がんが小さいうちに切除したり、薬剤や放射線で除去したりすることで、完治をすることが可能になっています。

それでは、がんが小さいうちに治療を始めるにはどうしたらよいでしょうか?ひとつは検診を受けて早期のがんを発見すること、もうひとつは初期症状に注意することです。

がんの種類の中には無自覚のまま進行するものもありますが、それでも多くの場合、出血やしこりなどの違和感が出てきます。そのような異常に日頃から注意することで早期発見をすることができます。

なお、がんの種類によっては、男女別でも発生しやすさが異なっているため、性別に応じた初期症状に注意することが大切です。また、がんそのものを予防することも大切で、がんを防止するための生活習慣が提唱されています。

このページでは、以上で見たがんについての基礎知識について、より詳しく解説いたします。

がん治療においては早期発見が治療の成功を大きく左右する

先ほど述べましたように、がんは10年、もしくは20年といった単位でゆっくり進行していきます。

がんの進行はゆっくりではありますが、確実に進行していくため、気付いた時には手遅れになってしまっていたということも少なくありません。

がん治療においては、がんの早期発見が治療の成功を大きく左右します。しかし、「気付いた時には手遅れだった」というケースがよくみられる理由としては、がんは初期の段階では無症状、もしくはほとんど症状がないということが少なくないからです。

例えば、 皮膚がんだったら、外から見える部分なので比較的早期に発見しやすいのですが、内臓にできたがんの中には、ある程度、がんが進行するまで症状がほとんどみられないものがあります。

出血や強い痛みなどの症状がみられる頃には、がんがかなり進行した状態ですから、治療が遅れてしまうのです。

ですから、がんの早期発見には、定期的に検診を受けること、そして、身体の小さな変化に敏感であることが大切になります。

がんが進行してから発見される患者さんの中には、「言われてみれば、最近体重がどんどん減っていた」とか、「そういえば、休んでもなかなか疲れが取れないと感じていた」という人が少なくありません。

つまり、身体からは何らかのサインが発せられていたものの、気に留めずに過ごしてしまう人が多いということが分かります。

体重減少や疲労感、痛みといった症状はがんの初期症状になりますから、そうした身体の小さな変化にも敏感であるようにしましょう。

男性と女性とでは罹るがんに違いがみられる

40代以降になると、発症確率が高くなるがんですが、男性と女性とでは罹りやすいがんに違いがみられます。

日本人男性の罹患者数が多いがんには、胃がん肺がん前立腺がん大腸がん肝臓がんなどがありますが、日本人女性の罹患者数が多いがんは、乳がんや大腸がん、胃がん、肺がん、子宮がんです。

詳しくは、「男性の罹患者数が多いがん」もしくは「女性の罹患者数が多いがん」のページをご覧ください。

これは、男性と女性の身体の違いに加えて、生活習慣の違いも関係しています。このようなわけで、がんの定期検診では、男性と女性とではそれぞれに合った検査メニューが準備されています。

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