悪性黒色腫(メラノーマ)の症状~こんな症状には要注意~

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2017.1.1

悪性黒色腫の症状は、病型によってさまざまですが、一般的には以下のようなものがあります。

  • シミやほくろが少しずつ大きくなったり、盛り上がったりする
  • 色がまだらで、形のいびつな色素斑がある
  • 爪に黒い縦すじが現れる

初期の悪性黒色腫は、普通のほくろとの区別がつきにくいため、少しでも不安がある場合は念のために皮膚科を受診することが大切です。

特に日本人の場合、足裏にできるケースが多いため、定期的に観察しないと見逃してしまうこともあります。

いざという場合に備えて、ぜひ悪性黒色腫の症状について知っておき、早期発見につなげていきましょう。

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悪性黒色腫でよくみられる症状

悪性黒色腫の多くは、普通のシミやほくろのような色素斑から始まります。

新たに出現するものもありますが、前からあったものが悪性化する場合もあるため、体にあるシミやほくろにはなるべく注意を払っておきたいところです。

悪性黒色腫の場合、そうした色素班が最初は少しずつ大きくなり、ある時から急激に拡大するケースが多くみられます。

潰瘍などができない限り、初期のころには痛みやかゆみなどの症状は特にないことが一般的です。

早期発見・早期治療のためには、本格的に悪性化する一歩手前(悪性黒色腫前駆症)の段階で見つける必要があります。

シミ・ほくろの色や大きさ、形、硬さなどに何らかの変化がみられた場合は、すみやかに皮膚科で検査を受けるようにしてください。

悪性黒色腫の初期症状「ABCDE」

悪性黒色腫を早期発見するための指標として、欧米では「ABCDE」の5つの症状が認知されています。

以下の5つの症状にあてはまる場合、悪性黒色腫の可能性がありますので、ぜひ受診する目安にしましょう。

状態 意味
A: Asymmetry(非対称性) 形が左右非対称である
B: Border of irregularities(辺縁の不整) 周りがギザギザしている、色がにじみ出ている
C: Color variegation(まだらな色調) 色にムラがある
D: Diameter>6mm(6mm以上の直径) 直径が6mm以上ある
E: Enlargement or evolution of color change, shape, or symptoms(経時的変化) サイズの拡大、もしくは色や形、症状などが時間を追うごとに変化している

悪性黒色腫の罹患率の高い白色人種の間では、上記5つのABCDEが広く認知されており、いずれかにあてはまる場合は皮膚科を受診することが推奨されています。

日本人でも、シミやほくろに上記のような特徴が現れた場合は、ぜひ皮膚科で検査を受けましょう。

タイプ別・悪性黒色腫の症状

悪性黒色腫には4つの病型があり、それぞれに特徴的な症状があります。

末端黒子型黒色腫

紫外線にあたりにくい足の裏や手のひら、手足の爪などに発生するタイプです。

日本人の悪性黒色腫としてはもっとも多く、足裏だけで全体の40%近くを占めます。

まずは前駆症として、平らな褐色~黒褐色のシミが現れ、その後真ん中を中心として黒っぽくなっていくことが一般的です。

その後、中心部に結節(硬い隆起)や腫瘤(しこり・こぶ)ができたり、もしくは潰瘍(組織の欠損)ができたりします。

爪の場合は、初めに黒褐色の縦すじが現れ、それが数ヵ月のうちに色濃くなって、爪全体に広がります。

やがて爪が割れるようになったり、色素が爪をはみ出して周りの皮膚に広がったりするほか、さらに進行すると爪がとれてしまうこともあります。

年齢では、60歳以降の発症が多くみられます。

表在拡大型黒色腫

普通のほくろ(母斑細胞)から発生すると考えられるタイプです。全身どこにでもできる可能性がありますが、特に背中や、下肢の裏側に好発します。

最初は少し盛り上がった色素斑から始まり、それがしだいに隆起して、形がいびつになったり、色ムラができたりします。

50代を中心に、幅広い年齢層に発生する悪性黒色腫です。白色人種に多くみられますが、近年は日本人にも増えています。

結節型黒色腫

全身どこにでも発生する悪性黒色腫です。急速に成長し、転移しやすいため、もっとも悪性度が高いタイプでもあります。

症状としては、前駆症をほとんど経ず、最初から立体的な形状を示します。褐色や黒褐色のほか、真珠色や灰色など、色調はさまざまです。

40~50代を中心に、さまざまな年齢層に発症します。

悪性黒子型黒色腫

顔や首、手の甲など、紫外線を浴びやすい部位に発生する悪性黒色腫です。

最初は褐色~黒褐色の色素斑として現れますが、この時点では「悪性黒子」という前駆症の段階であり、人によってはこの状態のまま数年間続くこともあります。

進行すると、やがて色が濃くなっていき、サイズも大きくなって、悪性黒色腫へと変化します。

紫外線の蓄積による影響が大きいため、60代以上の高齢者に多いタイプです。

悪性黒色腫の中でも進行がゆるやかで、手術によって治癒しやすいとされています。

悪性黒色腫を早期発見するために、定期的な全身チェックを!

悪性黒色腫は、皮膚がんの中では悪性度が高めですので、治癒するためにも早期発見に努める必要があります。

悪性度が高いとはいえ、ステージⅠで発見できた場合の5年生存率は90%近い数値ですから、決して治らない病気ではありません。

皮膚疾患は、内臓の病気と違って、目で確認しやすい点が大きなメリットといえます。

できるだけ日ごろから自分の肌を観察し、形や色のおかしな色素班がないかどうか、また以前より大きくなっているほくろがないかどうかをチェックしてみましょう。

特に背中は自分では見えにくいため、入浴時などに家族に確認してもらうのがおすすめです。

また、日本人にもっとも多い足裏のチェックも忘れずに行なうようにしてください。

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