がんの種類・ステージ別5年生存率

全国がん(成人病)センター協議会加盟施設における5年生存率(2004~2007年診断例)

< 全症例 男女計 >

がんの種類

ステージ1

5年実測生存率(%)2

5年相対生存率(%)3

全がん

I

IV

不明

84.7

75.8

47.6

18.1

57.6

62.5

96.2

83.2

52.7

20.0

64.0

68.8

食道

I

IV

不明

75.9

45.6

23.7

10.6

35.4

37.9

85.5

51.5

26.5

11.7

40.9

42.3

I

IV

不明

86.7

58.9

42.0

6.5

52.7

65.2

97.2

66.0

47.2

7.2

60.6

73.1

結腸

I

IV

不明

89.6

81.0

74.5

16.2

70.5

67.7

100.0

92.0

83.4

17.9

80.4

75.8

直腸

I

IV

不明

88.4

80.6

72.6

17.2

79.3

69.3

97.0

89.3

79.3

18.8

86.6

76.0

大腸

I

IV

不明

89.1

80.8

73.7

16.6

74.0

68.3

99.0

90.9

81.6

18.2

83.0

75.9

肝臓

I

IV

不明

50.4

34.3

13.9

3.6

22.6

30.9

57.0

38.9

15.6

4.0

25.3

34.8

胆のう・胆道

I

IV

不明

51.9

23.9

16.6

2.5

27.9

25.0

60.0

27.5

19.1

2.8

33.3

28.9

膵臓

I

IV

不明

36.0

16.1

5.7

1.4

19.5

8.2

40.3

18.0

6.3

1.6

22.2

9.1

喉頭

I

IV

不明

85.8

73.8

71.2

40.6

56.3

69.5

97.9

85.7

81.9

46.6

62.1

80.0

肺腺がん

I

IV

不明

80.3

44.0

21.5

5.9

58.5

48.6

88.2

49.0

23.9

6.4

65.5

53.5

肺扁平上皮がん

I

IV

不明

58.7

44.0

18.1

2.5

26.2

32.2

70.1

51.2

20.7

2.9

32.4

37.5

肺小細胞がん

I

IV

不明

50.0

29.4

17.5

2.6

20.0

16.4

58.1

33.7

19.8

3.0

24.4

18.7

・気管

I

IV

不明

73.9

42.3

19.7

4.4

45.5

39.1

82.9

48.2

22.2

5.0

53.2

43.9

乳房(女)

IV

不明

96.8

92.4

77.0

31.6

71.1

90.1

99.9

95.2

79.7

32.6

75.4

92.9

乳房(男)

IV

不明

93.8

74.6

62.5

-

-

78.9

98.4

100.0

71.7

-

-

89.1

子宮頸部

I

IV

不明

90.7

74.2

55.1

20.8

83.8

72.7

92.3

77.6

57.9

21.9

86.0

75.1

子宮体部

I

IV

不明

91.9

88.0

63.8

17.8

72.9

82.2

94.8

90.6

66.0

18.6

75.8

84.9

卵巣

I

IV

不明

85.6

64.0

41.6

27.6

67.5

59.1

87.7

66.0

43.2

28.7

69.3

61.0

前立腺

I

IV

不明

92.1

93.1

85.7

51.1

80.8

86.2

100.0

100.0

100.0

62.0

96.3

100.0

腎・尿管

I

IV

不明

88.9

73.5

63.6

16.5

53.9

65.9

97.7

81.9

71.6

18.5

61.6

73.1

膀胱

I

IV

不明

76.7

63.1

49.8

14.7

55.0

63.5

91.9

73.2

59.0

17.4

65.4

75.4

甲状腺

I

IV

不明

98.0

95.8

93.0

65.5

88.7

86.8

100.0

100.0

98.9

71.5

93.9

91.6

※ 公益財団法人 がん研究振興財団「がんの統計'15」より引用

1ステージ: がんの進行度合という意味です。

25年実測生存率(%): がんの治療を始めた人の中で5年後に生存している人の割合という意味です。

35年相対生存率(%): がんの人とがんではない性別と年齢が同じ人の5年後の生存率を比べた割合という意味です。

軟部肉腫の5年生存率

※ 国立がん研究センター 中央病院 悪性軟部腫瘍(組織亜型別) より引用

骨肉腫の5年生存率

※ 国立がん研究センター 中央病院 骨軟部腫瘍科 骨肉腫(初診時症例) 化学療法と手術療法による集学的治療より引用

多発性骨髄腫の5年生存率

※ 国立がん研究センター 中央病院 血液腫瘍科・造血幹細胞移植科 より引用

白血病の5年生存率

疾患名

完全寛解率(%)

生存率(%)

当院からの登録患者数

患者登録年代

急性骨髄性白血病

81

40 (4年)

6

1996 - 1997

79

47 (5年)

15

1998 - 2001

急性前骨髄球性白血病

95

86 (4年)

2

1998 - 2002

治療関連白血病

75

40 (3年)

16

1996 - 1999

急性リンパ性白血病/リンパ芽球性リンパ腫

83

31 (7年)

14

1991 - 1994

81

28 (7年)

10

1994 - 1999

※ 国立がん研究センター 中央病院 血液腫瘍科・造血幹細胞移植科 より引用

悪性リンパ腫の5年生存率

※ 国立がん研究センター 中央病院 血液腫瘍科・造血幹細胞移植科 より引用

皮膚がんの5年生存率

※ 国立がん研究センター 中央病院 皮膚腫瘍科より引用

耳下腺がんの5年生存率

※ MedicalNote 耳下腺腫瘍とは より引用

上顎洞がんの5年生存率

※ がん研有明病院 上顎がん より引用

咽頭がんの5年生存率

※ 大阪府立成人病センター耳鼻咽喉科の治療成績「上咽頭がん」「中咽頭がん」「下咽頭がん」より引用

口腔がんの5年生存率

大阪府立成人病センター 「耳鼻咽喉科(頭頸部外科)」より引用

副腎がんの5年生存率

独立行政法人国立病院機構 四国がんセンター 「副腎腫瘍」より引用

以上のがんの種類・ステージ別5年生存率一覧表を分析してみると、もっとも早期のステージIで治療を始めた場合は、全体的に5年生存率は高くなっています。

またステージⅡ~Ⅲでは、胃・結腸・直腸・乳房・子宮頚部・子宮体部・前立腺では比較的数値が高いですが、食道・肝臓・肺・気管では数値が低いこともわかります。

このように統計結果を分析してみることで、どのようながんが治りやすくて、どのようながんが治りにくいのかがわかります。ただしあくまでも統計結果ですので、参考程度にお考えください。

がんを早期に発見するための有効な方法とは

それぞれのステージで5年生存率がどれほどかを見ると、やはり早期発見の重要性というのがよくわかります。

発見が遅くなればなるほど、当然ながら生存率は下がりますし、転移の可能性も高くなります。ここでは、それぞれのがんに対して現在有効とされている検診方法を紹介していきます。

食道がん

食道がんの検診方法としては、X線による食道造影検査や内視鏡検査が主なものになります。

胃がん

胃がんの検診方法としては、まずX線による胃の造影検査があり、異常があった場合には内視鏡検査(胃カメラ)などを用いてより詳しく検査が行われます。最近では、市町村の検診でも胃カメラが徐々に普及するようになってきました。

大腸がん(結腸がん、直腸がん)

大腸がんの検診方法としては、まず便潜血検査が行われ、異常がある場合にはX線による大腸の検査(注腸造影、CT-Colonography)や内視鏡検査が行われます。

肝臓がん

肝臓がんの検診方法は、肝機能や肝炎ウイルスに感染しているかどうかを血液検査によって調べ、異常がある場合には腫瘍マーカ検査や超音波検査、造影剤を用いたCT検査などによってより詳しい診断がされます。

肺がん 気管支がん

肺がんもしくは気管支がんの検診方法は、胸部X線検査と喀痰細胞診で行われます。ここで異常が見つかった場合には、胸部CT検査と気管支鏡検査といった精密検査が必要になります。

乳がん

乳がんの検診方法は、視触診と超音波検査、マンモグラフィー検査です。異常があると、超音波を用いた組織生検などが行われます。

子宮頸がん

子宮頸がんの検診方法は、問診、視診、細胞診が行われ、異常があると判断されると子宮鏡(コルポスコープ)と組織診(生検)が行われます。

子宮体がん

子宮体がんの検診方法は子宮頸がんの方法に加え、経膣超音波検査が併用される場合が多いです。

卵巣がん

経膣超音波検査を行い、必要であればCTやMRI検査を行います。

前立腺がん

前立腺がんの検診方法は、触診とPSA(前立腺特異抗原)の上昇があるかを血液検査で調べます。

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