肝臓がんの症状

肝臓がんの症状

肝臓は沈黙の臓器と呼ばれ、肝臓にがんができたとしても、ほとんどの場合無症状です。そのため、発見されたときにはすでに手遅れなほど進行しているケースもあります。

肝臓がんの代表的な症状は下記です。

  • 上腹部・背中の鈍痛
  • 腹部のしこり
  • 食欲不振・体重減少
  • 全身倦怠感(だるさ)
  • 微熱が続く
  • 貧血
  • 黄疸(おうだん)
  • 腹水

上記の症状は、肝臓がんによる直接的な症状だけでなく、肝臓がんと合併して患っていることが多い慢性肝炎や肝硬変などによる症状も含まれます。肝臓の機能が低下し、皮膚や白目が黄色くなる黄疸やお腹に水が溜まる腹水の症状がでている場合は、肝硬変がかなり進行してしまっていると考えられます。

また、肝臓にできたがんが大きくなることにより腹部にグリグリとしたしこりが確認できたり、腫瘍が破裂して出血したりすると、腹腔内に出血して、腹痛・腹部膨満・出血性ショックなどの急激な症状がでることがあります。身体の不調や異変を感じたら、なるべく早く病院を受診することが大切です。

肝臓がんの黄疸と腹水

肝臓がんの症状の中でも、比較的自分で気づきやすいものが黄疸と腹水です。黄疸とは、肌や白目などが黄色っぽくなるもので、血中にビリルビンという色素が異常に増えることによって起こります。通常、ビリルビンは血中から肝臓へと運ばれ、胆汁となって腸に排出されるのですが、肝硬変になると肝機能が低下するためうまく胆汁を作ることができず、結果としてビリルビンが血中に増えてしまうのです。このような肝機能が悪い肝硬変には肝細胞癌ができやすく詳しい検査が必要です。

日本人は黄色人種ですので、軽度の黄疸は目立ちにくい傾向がありますが、白目が黄色っぽくなったり尿の色が濃くなったりした場合は、黄疸の可能性も考えられます。

一方、腹水は体液が腹腔内に溜まったもので、肝臓の病気では肝硬変に至ってから現れやすいとされています。健康な人では、肝臓から作られるアルブミンというタンパク質のおかげで体液が正常に保たれているのですが、肝機能が弱まるとアルブミンがうまく作られなくなり、血管から水分が漏れ出して腹腔内に溜まってしまうのです。

腹水がたまると、腹部膨満感や食欲不振、息切れなどの症状が現れるようになります。一般的に腹水がみられるようになったということは、肝臓がかなり悲鳴を上げている状態です。適切な処置を受けるためにも、早急に受診する必要があります。

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