すい臓がんの症状

すい臓がんの症状

  • 腹痛(胃のあたりの痛み)
  • 背中の痛み
  • 黄疸
  • 体重減少
  • 糖尿病が悪化する

すい臓がんには上記の症状がありますが、初期の頃は自覚症状がほとんどありません。すい臓がん特有の症状もありません。何か症状があったとしても軽いものである場合が多いです。また、症状は一時的なものが多く、しばらくすると軽快します。しかし2、3か月後に再度症状が現れ病院で検査を受け、すい臓がんが発見される場合が多いです。

すい臓がんは転移や進行が早いため、発見されたときにはすでにかなり進行しているケースも少なくありません。すい臓がんが発見された患者さんの約70~80%がすでに手術ができないほど進行した状態で発見されます。

なかでも、すい臓がんの自覚症状として多いのが、みぞおちの痛み・なんとなく背中の辺りが重苦しい・お腹の調子が悪いといったような漠然としたものです。黄疸(おうだん)・体重減少などの全身症状が出ている場合は、すでにかなり進行していると考えられます。

特に膵頭部にがんができた場合には、この部分を通る胆管が腫瘍により塞がってしまい、内部を胆汁が通れなくなり、皮膚や白目の部分が黄色くなる黄疸の症状がでます。膵体部・膵尾部にがんができた場合には、黄疸の症状は現れず主な症状は腹痛と背中、腰の痛み・重苦しさです。

糖尿病を患っている患者さんの場合、すい臓にがんができると血糖コントロールがうまくいかず糖尿病が悪化する傾向があります。

すい臓がんの症状は、見逃されやすい

このようにすい臓がんの症状は非常に現れにくいのですが、なかでも特徴的な症状のひとつに、背中の痛みがあります。これは、腫瘍によって膵管が閉塞し、膵管の圧が高くなることによっておこると考えられています。

すい臓は胃の裏側(背中の近く)にあるため、がんができるとお腹にも背中にも痛みが現れることがあります。痛みの種類としては鈍い痛みや何ともいえない嫌な感じを訴える患者さんが多いといわれています。

背中の痛みは整形外科領域の症状と間違えられやすいため、これだけですい臓がんを疑う人は少ないのですが、もし気になる背部痛が長く続く場合は、念のため内科や消化器科で検査を申し出るようにしましょう。

また、下痢もすい臓がんに見られる症状です。これはがんによってすい液(消化液)の分泌機能が低下したことで、消化不良を起こしやすくなるためと考えられます。

他にも、アルコールに弱くなった、脂っこい食事を受け付けなくなったという患者さんも多いようです。しかしこれらも、単に体質が変わっただけと思い、受診しない人が多いと思われます。

すい臓がんが見つかった人の多くが、後になってから「そういえばここ数年、何となく調子がおかしかった」と振り返っています。一つひとつは些細な症状でも、それらはすべてすい臓からのSOSだったのかもしれません。特に50歳以上の方で、少しでも気になる症状が続く場合は、ぜひ一度精密検査を受けるようにしましょう。

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