すい臓がんのステージ・病気の進み方・悪化の仕方

このページでは、すい臓がんのステージ・病気の進み方・悪化の仕方について説明します。
専門家にインタビューしたより詳しい記事は以下からご覧ください。

 

膵臓がんとはー症状・検査・治療について

膵臓がんの早期発見のためにー診断のポイントとは

膵臓がんの診断ーステージ分類と画像診断の方法について

すい臓がんのステージ・進行度

すい臓がんは非常に進行が早いがんで、すい臓の外側に広がったり、早期の段階から周囲のリンパ節や遠くの臓器へ転移したりします。

すい臓の周辺には、胃・十二指腸・肝臓・胆嚢・脾臓などの臓器や重要な血管、神経が集中しているので、発見されたときにはすでに浸潤(がんがしみこんだり取り囲んだりすること)や転移をして、切除できなくなっているケースが多いという特徴があります。

そのため、すい臓がんが検査で発見された人の多くは進行がんであると診断され、実際にすい臓がんの切除手術ができるのは、患者さん全体の約20%程度しかいません。

すい臓がんがさらに進行すると、お腹に水がたまったり、体重が減少したり、疼くような痛みがお腹や背中に発生することがあります。

すい臓がんのステージ(進行度)は、がんの大きさ・広がり・転移の有無により、下記のように分類されます。

すい臓がんのステージ分類には日本膵臓学会の膵癌取扱い規約と国際的なUICC分類といった2つの分類法がありますが、日本では上記表の膵癌取扱い規約による分類法が一般的に用いられます。

すい臓がんのステージ別治療法

すい臓がんのステージは、治療法の決定に役立てられます。切除手術ができるのは、他の多くのがんと同様、基本的にⅢ期(およびIVa期の一部)までです。

また膵臓がんは、切除手術できた場合でも5年生存率が20%~40%と、非常に予後が悪いがんとしても知られています。

ちなみに、早期がんといえる0~Ⅰ期で発見できる患者さんは非常に少なく、他の病気の検査を受けた際に偶然見つかったか、もしくはすい臓に特化した検査を受けていた人がほとんどだといわれています。

すい臓がんの多くは、Ⅲ期以降で発見されることが一般的です。Ⅳ期の治療法は、化学療法もしくは放射線療法が主になるほか、症状に応じてバイパス手術やステント治療などの対症療法も行われます。いずれにしても、Ⅳ期まで進行した場合は基本的に完治することは難しく、延命を目的とした化学療法や、症状を緩和するための支持療法が中心になります。

このようにすい臓がんは、早期発見が難しく、予後があまりよくないがんです。少しでも早い段階で発見するためにも、50歳を過ぎたらできるだけ年に一度は人間ドックなどで、すい臓のチェックを受けることをおすすめします。

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