腎臓がんの予後と5年生存率~医学的な病状の見通し~

腎臓がんの5年生存率

腎臓がんの治療後(手術後)の予後は、がんがどの程度進行しているかによって大きく異なります。

※ 公益財団法人 がん研究振興財団「がんの統計'15」全国がん(成人病)センター協議会加盟施設における5年生存率(2004~2007年診断例)より引用

がんは通常5年再発しなければ治ったとみなされますが、腎臓がんの場合は治療後1020年のあいだ再発の可能性があるため、治療後も定期的な検査を受ける必要があります。

腎臓がんの再発・転移

腎臓がんの手術後は、再発や転移に備えて、必ず検診を受けることが大切です。腎臓がんの場合、初回の手術で腎臓を摘出することが一般的であるため、再発は基本的に「転移」という形で表れることになります。腎臓がんがもっとも転移しやすいのは、肺やリンパ節です。これらに転移が見つかった場合は、転移巣の切除や分子標的薬等が用いられます。

ただし、初回治療で腎臓の部分切除を行った場合は、残った腎臓に局所再発する可能性もあります。腎臓がんは、進行がゆるやかなタイプの場合、再発・転移しても病巣を取り除くことで長く生存できる可能性があります。実際、再発後も何度も手術を受けながら、長くがんと付き合って生きている患者さんは少なくありません。このように複数回の手術ができる点が、腎臓がんの大きな特徴といえるでしょう。

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