副腎がんの症状

副腎にできる腫瘍には良性腫瘍が多く、悪性腫瘍(がん)はまれです。ホルモン分泌異常を伴わない良性腫瘍は経過観察となることが多いです。癌やホルモン分泌以異常を伴う良性腫瘍は手術適応となります。

ホルモンの分泌異常を伴わない腫瘍の場合、症状がほとんど現れないことが多く、発見が遅れるケースが多いですが、腫瘍が大きくなることにより、周囲の臓器や神経を圧迫して腹部の痛みが起こったり、触るとしこりが確認できたりするケースがあります。

ホルモンの分泌異常を伴う腫瘍の場合は、腫瘍の種類によって産生されるホルモンが異なり、多彩な症状が現れます。

産生ホルモン別の現れる症状

クッシング症候群の症状

コルチコステロイドの分泌が過剰になるクッシング症候群では、特に顔と胴体に脂肪がつく症状が多く見られます。手足は細いままなのに、顔や胴体の肉付きが良くなった場合は注意が必要です。また皮膚が薄くなって、傷やアザができやすくなったり、筋肉が衰えて力が弱くなったりすることもあるほか、高血圧や免疫力の低下、糖尿病やうつ病なども症状として挙げられます。

さらに骨が弱くなるため、骨粗しょう症にもかかりやすくなります。その他、女性では月経周期の乱れや、体毛が濃くなる・頭髪が薄くなるなどの症状が現れることもあります。

原発性アルドステロン症の症状

アルドステロンは、血中の電解質バランスを調節するホルモンですので、分泌異常が起こると脱力感や筋力の低下、多飲多尿や高血圧などが起こりやすくなります。

高血圧は症状が出にくいものの、この病気による場合はなかなか下がらない点が特徴ですので、頑固な高血圧が続く場合は念のため受診しましょう。

褐色細胞腫の症状

カテコールアミンというホルモンの産生が増える褐色細胞腫では、高血圧・高血糖・頭痛・代謝亢進・発汗過多の「5H病」と呼ばれる症状が代表的です。

また発作的な動悸や吐き気のほか、パニック状態などの精神症状も現れることがあります。

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