胆道がんの症状

胆道がんの症状

胆道がんは自覚症状がほとんどないため、早期発見が非常に難しいがんです。そのため、ある程度進行して黄疸(おうだん)の症状が出たときに発見されることがほとんどです。

胆道がんの症状は、がんが胆嚢にできるか胆管にできるかによって症状の出方が異なります。

胆嚢がんではがんがある程度進行するまで症状に乏しく、胆管がんでは胆管が塞がれてしまうため、比較的症状が現れやすくなります。胆道がんの代表的な症状は下記です。

  • 黄疸(おうだん)
  • 腹痛・みぞおちの痛み・発熱
  • 食欲不振・体重減少

胆嚢がんの症状

胆嚢は胆汁を一時的に貯めておく臓器ですが、ここにがんができても、かなり進行するまではあまり症状はでません。そのため何か症状がでたときには進行がんになっているケースが多いです。

また、胆嚢がんの患者さんは胆石を合併していることもあるため、腹痛・みぞおちの痛み・発熱などの胆石症や胆嚢炎の症状がでることがあります。さらに進行すると、食欲不振・体重減少などの全身症状がでます。

胆管がんの症状

胆管は太いところでも直径7mm程度の細い管ですので、胆管内に小さながんができると、内部を通る胆汁の流れをせきとめてしまうので、症状が現れやすくなります。

胆管にがんができ胆汁が通ることができなくなると、行き場を失った胆汁が血液中に入り、ビリルビンと呼ばれる黄色い物質が血液中に増加します。

胆道と呼ばれる肝臓から十二指腸をつなぐ胆汁の通り道が、がんによって塞がれてしまうと、胆汁が流れにくくなってしまい、行き場を失った胆汁は血液中に逆流してしまいます。

がんが進行すると胆道から周囲の神経に湿潤していき、痛みを伴います。まれに骨に転位する場合があり、骨に痛みを感じることもあります。

すると、皮膚や白目が黄色くなる・尿が茶色に濁る・便が白くなる・全身にかゆみがでるなどの、黄疸(黄疸)という代表的な症状がでます。

黄疸の症状がでてから病院を受診するケースが多いのですが、放っておくと発熱・腹痛・食欲不振などの全身症状がではじめ、最悪、炎症部位に感染した細菌が血液中に入って敗血症という危険な状態になったり、ショック状態になったりすることもあります。

黄疸から腫瘤触知まで、胆道がんのさまざまな症状

黄疸

胆道がんに一番多くみられる症状として代表的なものは黄疸です。胆道と呼ばれる肝臓から十二指腸をつなぐ胆汁の通り道が、がんによって塞がれてしまうと、胆汁が流れにくくなってしまい、行き場を失った胆汁は血液中に逆流してしまいます。

そのため、胆汁の色素成分であるビリルビンが血液中に増加し、白目部分や皮膚が黄色くなる黄疸と呼ばれる症状が出てくるのです。黄疸が進行すると、皮膚症状としてかゆみも出てきます。また、食欲の低下も起こります。

発熱

がんによって胆道が塞がれ、胆道内にうっ帯している胆汁が細菌に感染すると発熱を伴います。

ビリルビン尿

血液中に逆流した胆汁中の色素成分ビリルビンが尿に混ざって排出されるようになります。このため尿が茶色くなったり濃い黄色になったりします。

白色便

正常であれば胆道を通り、十二指腸へと流れ着いた胆汁は飲食物と混ざり消化されていきます。便が黄色~茶色なのはこの胆汁の色素成分によるものなので、胆道が塞がり胆汁が十二指腸へ流れなくなると便は白くなります。

疼痛

胆管がんや胆嚢がんで胆嚢管が閉塞してしまうと、右腹部皮下にある胆嚢が腫れて肥大化し、触れることができるようになる場合があります。同時に胆嚢炎を発症して痛みを感じることもあります。

腫瘤触知

胆管がんで胆嚢より下流の胆管が閉塞してしまうと、右上腹部にある胆嚢が無痛性に腫大し、触れることができるようになる場合があります(クールボアジェ徴候)。同時に胆嚢炎を発症して痛みを感じることもあります。

胆嚢がんに関する相談

胆嚢がんについて

<70代前半女性からのご相談>
数年前人間ドッグへ行った際に超音波の検査で胆嚢にポリープがあるといわれました。
その後病院の受診をし、様子をみていたのですが、ポリープが大きくなってきているためがんのだろうとのことで手術を勧められました。(転移はしていないとのことでした)
先生からは胆嚢をとるという説明をうけましたが、胆嚢をとることで治るのですか?体への影響はないのでしょうか?
症状はないのですが、胆嚢がんは症状が出てこないものなのでしょうか?
先生へ確認し忘れたのでここで教えていただければと思います。
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