食道がんの原因とリスク

このページでは食道がんの原因とリスクについて説明します。
専門家にインタビューしたより詳しい記事は以下からご覧ください。

 

食道がんの原因は?主な原因は飲酒や喫煙

食道がんの原因とリスク

食道がんは下記のようなことが原因とリスクになると考えられています。

  • たばこ(喫煙)
  • お酒
  • 熱い食べ物

たばこ(喫煙)・お酒・熱い食べ物を継続的に摂っている人は、食道がんになりやすいとされています。特にたばこはすべてのがんの発生リスクを高めますが、たばこを吸う人は吸わない人に比べて、約2倍以上食道がんになりやすいというデータがあります。食道がんになる人の大半が、たばこを吸っている人か、過去にたばこを吸っていた人です。

食道がんは男性に多く50歳台から増加するため、たばこを吸う50歳以上の男性は特に注意が必要です

食道がんとお酒(アルコール)

日本人は民族的にアルコールを分解する酵素が弱い人が多く、アルコールを分解した後にできるアセトアルデヒトを分解する酵素が少ない人が約40%いるといわれています。お酒を飲むとすぐに顔が赤くなる人などが該当します。

これは日本人が欧米人とは違った遺伝子の変異をしているためで、体内のアセトアルデヒトを分解する酵素が少ないのです。この日本人特有の遺伝子の変異が、アルコールを摂取した際に、食道がんを発症させるのではないかと考えられています。

食道がんと熱い食べ物

熱い食べ物を日常的に摂っていると、食道が刺激を受ける機会が多くなるため注意が必要です。

食道がんのリスク

食道がんは初期症状がないことが多く、早期発見の機会としては、検診や人間ドックを受けた際に発見されることが挙げられます。食道がんは大きくなるにつれ食道外膜に向かって広がっていきます。

食道には内臓器官にある、漿膜と呼ばれる外側を守る保護膜がありません。この漿膜は内臓器官の筋運動による摩擦などから器官を守る役割がありますが、内部で発生した炎症やがんなどの異常細胞が外に湿潤していくのを食い止める役割もあります。

食道にはこの漿膜がないため、一度食道がんを発症してしまうと、がん細胞の周囲の臓器への転移があっという間に広がってしまいやすいのです。

食道の周囲には、気管・気管支・肺・大動脈・心臓などの重要な臓器が近接しているので、転移が起こると病巣の切除手術はより困難になります。また、臓器の他に腹部や首のリンパ節にも転移することがあります。リンパ節への転移は、リンパ液の流れに乗って転移が広がりやすいので、これもまた手術後の再発へとつながりやすい原因になります。

  • メディカルノート
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