咽頭がんの症状

咽頭がんの初期症状

咽頭がんは初期症状がほとんど現れないケースもあり、症状が現れたときには、がんがかなり進行していることも多くあります。

また、咽頭がんはがんが咽頭のどの部位に発生したかによって、現れる症状が異なります。

咽頭がんの代表的な症状は下記です。

  • 食物が飲み込みにくい
  • のどが痛む・食べ物がしみる
  • 首が締め付けられるような圧迫感がある
  • 難聴・耳鳴り
  • 脳神経の麻痺・視力低下
  • 口が開けづらい
  • 呼吸しにくい・声枯れ
  • 首のしこり

咽頭は食物が通る器官ですので、ここにがんができると、食べ物が飲み込みにくい、食べ物がつかえるといった症状が現れることがあります。これらは咽頭がん全体にみられる症状です。

上咽頭にがんができると、がんにより耳管咽頭口が閉塞することで、難聴や耳鳴りが現れることがあります。また、上咽頭は脳から出てくる神経を圧迫または直接侵し、視力が落ちる、顔面の神経痛、目の動きの障害などの脳神経麻痺がみられることがあります。

中咽頭がんは特に症状がわかりにくく、飲み込むときのしみる感じやつかえる感じからはじまり、がんの進行に伴って徐々に口の開けづらさや飲み込みづらさが強くなります。

下咽頭にがんができると、飲み込むときの違和感やつまる感じを自覚することがあります。また、下咽頭の前方喉頭と呼ばれる空気の通り道がありますので、がんが進行すると呼吸がしにくくなったり、声が枯れたりといった症状がみられます。

また、咽頭がんは頸部リンパ節 (首のリンパ節)に転移することが多いので、首のしこりを最初に自覚することもあります。

咽頭がんの症状

咽頭がんの症状は、がんができる部位によって異なります。

上咽頭がん

上咽頭がんの診断のきっかけとして、頸部(首)のリンパ節の腫れがあげられます。この腫れは、上咽頭がんの頸部リンパ節転移が原因となるもので、ほとんどの場合、耳の斜め下後方にある副神経リンパ節と呼ばれるリンパ節が最初に腫れてきますが、その他の部位の頸部リンパ節の腫れが出てくることもあります。

そのほか、難聴や耳鳴り、鼻出血、鼻づまり、脳神経麻痺などの症状が現れることもあります。

中咽頭がん

中咽頭がんの症状は、食物を飲み込むときに少ししみる感じがするなどの違和感です。がんが進行すると、やがてのどの痛みや食物の飲み込みにくさが強くなっていき、さらに進行すると耐えられないほどの痛みになります。

また、時にがんそのものによる症状がほとんどなく、頸部リンパ節へ転移した際の腫れだけが出る場合もあります。

下咽頭がん

下咽頭がんにはこれといって目立った初期症状がなく、下咽頭がんと診断された時点ですでに喉頭に浸潤していたり、頸部リンパ節へ転移していたりと、進行した状態で見つかることが多くあります。

がんが進行すると、食物を飲み込む際に何かが引っかかるような違和感が出たり、のどに焼けつくような痛みを感じたりすることがあります

また、食物を飲み込む際に耳の奥に鋭い痛みを感じることがあります。がんが喉頭に浸潤すると声がかすれ、息苦しくなることもあります。

間違えやすい咽頭がんと喉頭がん

咽頭がんと間違えられやすいのが喉頭がんです。のどは咽頭と喉頭の二つでできていますが、喉頭と呼ばれているのは、喉仏(のどぼとけ)周辺部分だけです。

咽頭は、鼻の奥から食道の入り口までの食べ物と空気の通り道のことで、上咽頭・中咽頭・下咽頭からなります。下咽頭の前方に喉頭があり、食べ物は下咽頭を通って食道へ、空気は喉頭を通って気管へと送られます。喉頭には声帯と呼ばれる声を出すための構造が備わっています。そして、咽頭にできるがんを咽頭がん、喉頭にできるがんを喉頭がんと呼んでいます。

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