骨肉腫の症状

胃や腸、肺といったがんは有名ですが、骨にもがんがあるということを思い浮かべることは一般的にはなかなか難しいのではないでしょうか。

骨肉腫とは骨にできるがんの一種で、骨を作る細胞ががん化することによって起こる病気です。

作られた骨はがん化した細胞が通常とは異なる骨(腫瘍性類骨あるいは骨)を作るため、できた骨はもろく骨折(病的骨折)したり、転移を生じて生命を左右したりします。

骨肉腫とは

骨肉腫とは、骨に悪性腫瘍(がん)ができる病気で、骨に原発する悪性腫瘍(がん:骨原発性悪性腫瘍)のうち約30%を占めています。

発部位膝関節周辺(太ももの骨やすねの骨)股関節周辺(太ももの付け根)肩関節周辺(腕のつけ根)となっています。

10~20歳に発症するケースが大半で、60%を占めます。

中高齢者でも一定数発症します。男女比は男1.5:女1と、男性に多くみられます。

日本で新たに骨肉腫と診断されるのは年間約200人と、まれながんです。

骨肉腫の症状

症状として、患者さんのほとんどに骨の痛みが現れます。

骨の痛みといっても強い痛みではなく、初期は運動中や運動後になんとなく痛む程度の軽いものです。

しかし、ある程度進行してくると、通常の歩行時や、ときには安静にしていてもズキズキと痛むようになり、患部が腫れたり熱を持ったりすることもあります。

ある程度進行した状態でレントゲン写真をとれば、骨が破壊された状態が写ることが多いです。

治療をせずに放っておくと、骨にできた腫瘍が大きく成長し、場合によっては骨折することもあります(病的骨折)。

腫瘍の成長速度はさまざまです。転移するケースもあり、転移する先は肺がもっとも多く、その他、骨・肝臓・リンパ節などにもみられます。

現在では手術手技や抗がん剤の導入など医学の進歩により、発見時に転移を起こしていなければ、5年生存率は70%程度です

また、金属製の人工骨や、腫瘍部分を一旦切除し特殊な処理(液体窒素処理など)をしてから元に戻す技術などの進歩により、骨肉腫患者さんが、腕や脚などを切断せず手や足を温存することもできるようになってきました。

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