脳腫瘍の症状

脳腫瘍の代表的な症状

脳は感情・思考・生命維持など、あらゆる生命活動を担っていので、脳に腫瘍ができ周辺組織を圧迫することにより、さまざまな症状が現れます。脳腫瘍の代表的な症状は下記です。

  • 頭痛
  • 吐き気・嘔吐
  • 麻痺・しびれ
  • 言語障害
  • 視力や視野の障害
  • てんかん発作
  • 意識障害(意識がもうろうとする)

など

脳腫瘍の代表的な症状は、頭痛・吐き気・嘔吐で、頭蓋内の圧力が高まったことが原因となります。特に脳腫瘍による頭痛は、朝方に強く現れるという特徴があります

脳は生命活動に必要なさまざまな役割を担っているため、脳にできた腫瘍が大きくなり、周囲の脳組織を圧迫することにより、手足の麻痺・言語障害・視力障害・てんかん発作・意識障害(意識がもうろうとする)など、さまざまな症状が現れます。出現する症状には個人差があり、脳腫瘍のできた部位によって違います。

脳腫瘍による局所症状と頭蓋内圧亢進症状

脳腫瘍による症状は、腫瘍のできた部位付近の脳細胞の活動に異常が出ることで症状がでる局所症状と、腫瘍ができたことにより脳が圧迫され症状がでる頭蓋内圧亢進症状、けいれん発作に分けられます。

局所症状と頭蓋内圧亢進症状の例を、下記表でまとめています。

局所症状

頭蓋内圧亢進症状

しびれや麻痺

頭痛

言語障害

吐き気

視覚障害

嘔吐

ふらつき・めまい

視界がぼやける

歩行困難、転びやすい

意識低下

顔面麻痺

複視

しびれ

呼吸変調

記憶力の低下、性格が変わる

 

脳の中に細胞の塊(できもの)ができた状態が脳腫瘍です。この脳腫瘍には良性のものと悪性のものがあり、正常な細胞を侵していくかという点で区別されます。

悪性の脳腫瘍はどんどん大きくなり、正常な細胞の領域を圧迫します。また正常な細胞と違って、がん細胞は正常な働きをしてくれません

子どもが発症する脳腫瘍 小児脳腫瘍

脳腫瘍は成人だけでなく子ども発生することがあります。どもに生じた場合は、小児脳腫瘍と呼ばれています。脳腫瘍ができる頻度については、人口1万人に対して1人くらいといわれています。

子どもが発症するがんのうち、小児脳腫瘍は白血病に次いで発症率が高い病気です。

子どもにできやすい脳腫瘍には、神経膠腫(しんけいこうしゅ)・胚細胞性腫瘍(はいさいぼうしゅよう)・髄芽腫(ずいがしゅ)・頭蓋咽頭腫(ずがいいんとうしゅ)などがあります。子どもでは、胎児期に存在し、本来であれば生まれたときには消えているべきだった細胞が残ってしまい、増殖したことによる脳腫瘍が多く見られます。

小児脳腫瘍の症状

小児脳腫瘍の症状は、脳腫瘍ができた部位、また、脳腫瘍の種類、そして子どもの年齢などによって異なります。主な症状には次のようなものがあります。

  • 頭痛
  • 嘔吐
  • 視覚障害・聴覚障害・言語障害
  • 平衡感覚の喪失(体のバランスがとりづらい、ふらついて歩けない)・歩行困難
  • 顔面麻痺
  • けいれん・てんかん
  • 性格の変化
  • これまでできていたことができなくなる
  • 意識障害(意識がもうろうとする)・機嫌が悪い・食事量が減る

など

脳は頭蓋骨に囲まれているために、脳腫瘍ができると頭蓋内の圧が高くなって脳が圧迫されます。それによって、頭痛や嘔吐、意識障害などの症状が生じます。これらの症状は、大人の脳腫瘍の場合とほとんど同じです。

しかし、乳幼児の場合は、大泉門(だいせんもん:おでこの上の前頭部中央にあるぷよぷよとしている部分)のような頭蓋骨の骨と骨のつなぎ目が閉鎖していないため、ある程度の大きさの腫瘍があったとしても、脳が圧迫されることがなく、すぐに自覚症状が現れないことがあります。そのため、発見されたときにはかなり腫瘍が大きくなってしまっていることも少なくありません。

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