精巣がんとは

精巣がんは、男性のみに存在する精巣にできるがんです。精巣にできた腫瘍の悪性と良性の比率は9:1で、悪性のものが大多数を占めます。
20~30歳代の若い世代に多く発症しますが、次いで60歳代にも発生のピークがあります。特に通常がんになりにくい20歳代の男性がかかるすべてのがんのなかで、精巣がんはもっとも発症頻度が高くなっています。精巣がんの罹患率(かかる人の割合)は、日本人男性10万人あたり1人程度と、まれな病気です。
精巣がんの治療前に考えたい精子凍結保存について
精巣がんは治療によって治すことが可能ですが、抗がん剤や放射線療法の影響で精子を作ることができなくなる可能性があります。また、手術によって射精機能が失われることもあります。
そのような可能性が高い場合、将来に備えて精子凍結保存を検討することができます。精巣がんの治療前に精子を凍結保存しておけば治療終了後に子どもが欲しいという場合に利用することができます。
精子の凍結の主な方法は次の2つです。
- 精子凍結
- 精巣組織凍結
精子凍結は、患者さんの精液を採取し液体窒素で凍結して保管する方法です。精巣組織凍結は、精巣の一部を採取して凍結保存するため外科手術での採取となります。精子凍結や精巣組織凍結にかかる費用は施設ごとに異なるため、事前に必ず確認しましょう。









