精巣がんの予後と5年生存率~医学的な病状の見通し~

精巣がんの5年生存率

精巣がんの5年生存率は、転移のない場合(ステージI)であればほぼ100%です。転移を伴う場合は腫瘍マーカーや転移の部位によってリスク分類をしたうえで治療を行いますが、5年生存率は以下の通りです。

精巣がんは他のがんと比較して、上記表のように5年生存率が高く、治りやすいがんであるといえます。

精巣がん治療後の再発率について

ステージIの精巣がんの治療では外科的切除が行われますが、術後の再発率はセミノーマで約15%、非セミノーマで約30%といわれています。再発部位は主に傍大動脈リンパ節、肺などです。

きちんと経過観察がなされて再発した場合には、抗がん剤治療を行うことで95%以上の症例で治癒が得られます。したがって、CTや採血での定期的な経過観察が非常に重要です。

症例によって再発率が高いことが予測される場合には、セミノーマでは経過観察の他に術後の予防的放射線治療、予防的抗がん剤治療、非セミノーマでは予防的抗がん剤治療の選択肢があり、これらの治療を行うことで再発率を5%以下に下げることができます。

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