前立腺がんの症状

前立腺がんの症状

前立腺がんは、初期の段階ではほとんど症状が現れず、ある程度進行した段階、または、他の臓器に転移した場合に症状が現れることがほとんどです。

局所症状

腫瘍がある程度大きくなってくると、尿道を圧迫し、尿が出にくいといった排尿障害や、残尿感、頻尿などの症状が現れます。下腹部の不快感を感じることもあります。がんが前立腺を越え、周囲の膀胱(ぼうこう)や精嚢(せいのう)にまで浸潤すると、肉眼でわかるほどの血尿が出ることがあります。

骨転移に伴う症状

さらに進行すると、前立腺がんは骨に転移するケースが多く、以下のような症状が現れます。

骨折

がんが骨内部に進行すれば骨の組織がもろくなるため、少しの圧力で折れやすくなります。

筋力低下、痺れ

がん細胞の増殖や骨折の影響により脊髄が圧迫されます。脊髄内部には重要な神経が束になって集まっているため、神経への圧迫による痺れや感覚麻痺、筋力が低下することによる歩行困難などが引き起こされます。

高カルシウム血症

骨を構成するカルシウムが血液に流れてしまいます。その結果、血中カルシウム濃度が高まり、その影響で便秘や嘔吐・全身疲労・食欲不振などの全身症状が引き起こされます。

リンパ節転移に伴う症状

リンパ節に転移した場合には、下肢(足)へのリンパの流れが滞り、下肢のむくみとなって症状が現れることがあります。

前立腺がんの末期症状を緩和するためのケア

尿路の確保

前立腺がんが進行すると、膀胱から下の尿道が狭くなり、やがては尿が出なくなる(尿閉)、または膀胱より上の、腎臓から膀胱をつなぐ尿管が閉塞する(水腎症)、といった状態に至ります。

いずれの場合も進行すると腎不全となり、致命的となるため、尿の通り道を確保する必要があります。前者の場合は、尿道カテーテルを陰茎から膀胱内まで留置し、後者の場合は、尿管ステントと呼ばれるチューブを腎臓から膀胱まで留置したり、腎瘻(じんろう)といわれるカテーテルを直接腎臓に入れたりします。

疼痛の緩和

末期がんの代表的な症状のひとつが激しい痛みですが、痛みの強さに応じて弱いものから強いものまで段階的に痛み止めを使っていきます。もっとも強い痛みに対しては医療麻薬を用います。また、骨転移に伴う痛みには、放射線療法が有効な場合もあります。

前立腺がんに関する相談

尿蛋白と血尿について

<40代前半男性からのご相談>

昨年の健康診断で尿蛋白(+)と血尿(+2)が陰性になっていました。病院(内科)で再検査(尿検査)したところ、健康診断と同様の内容が出ました。病院の先生は、特にウィルスに侵されているわけではないので、一過性の物でしょう、と言われました。病院からは、特に薬の処方とか治療はありませんでしたが、再度診察または、何かしたほうが良いでしょうか?

前立腺と排尿に関して病院の診断を受けるべきか知りたいです。

<50代前半男性からのご相談>

前立腺肥大についての相談です。昨年春位から排尿の際に尿が二股に分かれことがあり、変な方向に飛ぶことが多くなりました。当時、ネットで調べている範囲では、前立腺肥大になるとそのような兆候があるとの記載もあり、病院での診察も検討しておりました。当時、ロード―バイクをはじめ、週1で2時間ほど自転車に乗っており、降車後に股間がしびれるようなこともあり、時期的に重なった為、要因の1つかと考えていましたが、その後、あるきっかけでロードバイクをやめたところ、知らない間に症状が消え、現在はなくなりました。このまま放置しておいてもよいものでしょうか?ちなみに父親は前立腺癌になったことがあります。

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