卵巣がんの症状

卵巣がんの症状

卵巣がんは体の奥の方にあるため、初期の段階ではほとんど無症状である場合が多く、症状が現れたときには、すでにかなり進行しているケースが多いです。

また卵巣は膀胱や大腸に近い場所に位置しているため、排尿や排便に関連する症状が出るケースもあります。

卵巣がんの代表的な症状は下記です。

  • 下腹部のしこり
  • 腹部膨満感
  • 排尿障害
  • 便秘
  • 月経異常・不正出血
  • 貧血・体重減少

卵巣がんは初期の段階ではほとんど症状が現れませんが、腫瘍がある程度大きくなってくると、下腹部のしこりや腹部膨満感を感じることがあります。

また、卵巣にできた腫瘍が膀胱を圧迫することにより、頻尿になったり、腸を圧迫することで便秘を引き起こしたりします。

卵巣の機能に異常を生じることで、月経異常や不正出血などが起こり、さらに進行すると、貧血や体重減少などの全身症状が現れます。

いずれにしても、何か症状が現れる頃には、卵巣がんがかなり進行している状態であることが多いです。

卵巣がんのサインである3つの症状

卵巣がんの症状は上記のように多岐にわたりますが、とりわけ注意したい典型症状として、2007年にワシントン大学医学部婦人科腫瘍医のバーバラ・ゴフ(Barbara Goff)氏らの研究チームによって以下の3つの症状が示されました。

(1)腹部膨満感や腹部周囲のサイズが大きくなること

(2)骨盤や腹部に痛みが生じること

(3)食欲不振や、食事しても満腹感をすぐに感じること

これらの症状が1つ以上、1年以内に月に12回以上発生すれば卵巣がんの疑いがあるとされ、その場合は婦人科の専門医を受診することが強く推奨されています。

これらの症状がみられれば、早期の卵巣がんであれば約56%、進行している卵巣がんの場合は約80%の確率で検出が可能とされています。

卵巣がんのサインとして見逃してはならない症状といえるでしょう。卵巣がんは初期の頃は自覚症状を感じにくいことから、「サイレント・キラー(静かな殺し屋)」とも呼ばれています。

したがって、上記の3つの典型症状を感じた場合は、すぐに婦人科クリニックを受診することをおすすめします。

※  参考文献:Goff BA,et al.Cancer 2007;109:221-7

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